長持ちするダイニングテーブルの選び方
毎日家族で使う「ダイニングテーブル」。
毎日触れて、毎日見るものだから、気に入った「ダイニングテーブル」を選びたいものですよね。
そして、気に入ったテーブルを出来る限り長く使いたいものです。
今回のテーマは「長持ちするダイニングテーブルの選び方」。
家具・インテリアショップでの長年の販売経験よりお伝えしたいと思います。
1.ダイニングテーブルの「品質」を見極める
ダイニングテーブルを選ぶ時、重視するのは「デザイン(見た感じ)」「サイズ」「価格」でしょう。
もちろんこの選び方は間違ってはいません。
でも、「長持ちするダイニングテーブルを選ぶ」なら、「品質」にも着目してみて下さい。
とはいえ、「品質って、どのように見極めれば良いかわからない・・・」
というのが本音でしょう。
そこで、今回は家具・インテリアショップのバイヤー目線でお伝えしてみたいと思います。
家具バイヤー目線
家具・インテリアショップでお客様に商品を紹介する前に、まずその商品を仕入れることから始まります。
家具をメーカーから仕入れる、或いはオリジナル家具をメーカーで製造する。
その際の「家具バイヤー目線」というのは、これから家具選びをされる方にも参考になると思います。
今回のテーマである「長持ちするダイニングテーブル」を探す場合、都度全国駆け巡って探すわけではありません。
長年家具を販売していると、国内のメーカーの品質や特徴をほぼ理解しています。
これは全国の家具店・インテリショップの方々もほぼ似たような認識でしょう。
輸入品に関しても、ヨーロッパの高品質なブランドもあれば、アジアで生産された驚くほどリーズナブルな商品もあります。
いずれにしろ、メーカーやブランド、或いは産地(国内外)でおおよその品質はわかるものです。
「長持ちするダイニングテーブル」を選ぶ場合は、アフター面を考えて「国産家具」を選びます。
「国内メーカー」でも実際は海外から輸入している商品もあるので、あくまで国内で製造している「国産家具」に限定します。
「国産家具」と言っても全てが「品質が高い」とは言えません。
実際は、高品質な家具を作る「産地」、高品質な家具を作る「メーカー」が存在します。
一概には言えませんが、「飛騨高山」や「旭川」といった「産地」は、高品質な家具メーカーが多く揃います。
家具バイヤーとしては、高品質な家具メーカーに絞って、商品をセレクトするようにしています。
過去には「デザイン」や「価格」重視でセレクトしたこともありますが、やはり品質が劣ると最終的にお客様にご迷惑をおかけしてしまいます。
「長持ちするダイニングテーブル」を選ぶには、「高品質な家具メーカー」のダイニングテーブルを選ぶのが絶対条件と言えます。
また、そういったメーカーの場合、使用している材質(例えば無垢材)もかなり上質なものを使用します。
品質保証
「高品質な家具メーカー」を見極める基準に、「品質保証の内容を確認する」ということをお伝えします。
最近は「10年保証」など長期に渡った「品質保証」を設定するメーカーも増えてきました。
もちろん「品質保証」の設定がなくとも高品質な家具メーカーはあります。
ただ、「10年保証」などの「品質保証」を設定していると、
『品質に自信がある』
『品質保証があり安心』
と感じることでしょう。
実際の販売している中で、「10年保証」を設定している家具メーカーの「ダイニングテーブル」を保証修理したことはほぼありません。
通常使用において、破損することは本当に少ないからです。
ただ、負荷のかかりやすいチェア(椅子)は、保証対象での修理を行ったことがあります。
こういった時は、販売店側もお客様も非常に安心感を得ることが出来ます。
2.テーブルの「塗装」はとても重要
「長持ちするダイニングテーブル」を選ぶ方は、「無垢材」のダイニングテーブルを選ぶことが多いでしょう。
一枚板にしろ、剥ぎ接合のテーブルにしろ、無垢材は頑丈で長く愛着を持てる印象があります。
天然オイル仕上げのテーブル
20年ほど前から、「無垢材/天然オイル仕上げ」のダイニングテーブルは人気で、無垢材テーブルの仕上げの主流と言って良いでしょう。
シミや汚れ、小キズがついても、ご自宅でメンテナンスが出来る。ダイニングテーブルを長く愛着を持って使っていくには、理想的な仕上げではあります。
KANEKAでも10年程前までは「オイル仕上げ」のダイニングテーブルが主流でした。
ただ、販売している中で「必ずしも無垢テーブルにオイル仕上げが適切ではない」という事例が多くありました。
『オイルメンテナンスをしないため、テーブルがシミだらけ』
『日当たりの良い場所だと、経年変化(色落ち)が早まる』
『家具メーカーによってオイル仕上げの質に差がある』
など、
頻繁にメンテナンスが出来る方にとってはメリットがある一方、多くのお客様が汚れやシミ、色落ちを気にされていたのです。
「強い塗装」のテーブルは使いやすい
最近はこれまでの「ウレタン塗装」よりも、さらに強度のある塗装が増えてきました。
KANEKAでも「オイル仕上げ」以外に、強度のある塗装「ECパステル塗装(業務用特殊塗装)」を使っており、最近ではこちらが主流となっています。
KANEKAプロデュースの「タクミカンダイニングテーブル」、「HIDAセレクト」のダイニングテーブルは全て「ECパステル塗装(業務用特殊塗装)」です。
テーブルは毎日使うものです。使った後に水拭きして、気兼ねなく使えるのが一番です。
「強い塗装」のテーブルは、汚れやシミがつきにくく、小キズにも強いものです。
定期的なメンテナンスも不要で、ずっと安心して、気楽に使っていくことが出来ます。
「長持ちするダイニングテーブル」を選ぶには、ご家族のライフスタイルにあった「塗装」を選ぶことがとても重要なのです。
「長持ちするダイニングテーブル」を選びたい方は、是非参考にしてみて下さい。
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